ルクセンダルク小紀行

Linked Horizon ルクセンダルク小紀行歌詞

作詞:Revo
作曲:Revo

激しい風を受けながら それでも先へと進む
逃げていては 越えられぬ 城壁がある
君の膝が笑っても 僕はそれを笑わない
向う相手の 強さを知っているから

馴れ馴れしく奴が言う 「俺タチ友達ダロ?」等と...
戯言で近付き 心の奥の席を占める

雨に打たれながら それでも先へと進む
誰にだって 避けられぬ 戦いがある
僕の膝が笑っても 君はそれを笑わない
本当の意味の 勇気を知っていたから

貌の無い闇が言う 「誰ヨリ愛シテルゼ!」等と...
戯言で惑わし 微温湯に縛り付けて沈める

彼の者の名は【恐怖】 誰の中にも住まう
諦めることに慣れないで 立ち向かえ!

怖れることを知らない それが勇気ではなく
怖れてなお 逃げないこと それが本当の勇気?
怖れることを知らないこと それが強さではなくて
怖れるものに 打ち克つこと それが本当の強さ?

――君と出逢った 僕は強くなれる...

怖いのは嫌だ...怖いのは嫌だ...痛いのは嫌だ...痛いのは嫌だ...
寒いのは嫌だ...寒いのは嫌だ...辛いのは嫌だ...誰だって嫌だ...
酷いのは嫌だ...酷いのは嫌だ...惨いのは嫌だ...惨いのは嫌だ...
暗いのは嫌だ...暗いのは嫌だ...弱いのは嫌だ...本当にもう嫌だ...

悲しいのも...寂しいのも...苦しいのも...虚しいのも...

失うことや 奪われること 後悔を数えてもキリが無い
守れなかった 遠い約束 果たす為に僕等は遣って来た……

怖れることを知らない それが勇気ではなく
怖れてなお 逃げないこと それが本当の勇気
怖れることを知らないこと それが強さではなくて
怖れるものに 打ち克つこと それが本当の強さ

――君と出逢って 僕は強くなれた!

弱い心に 立ち向かうこと 不条理と嘆いてもキリが無い
守れなかった 小さな焔 キミの分まで僕は生きて往く……


作詞:Revo
作曲:Revo

何処までもずっと続くと思ってた
日常は儚く崩れて消えた
退屈だとさえ感じて軽んじてた
幸せのその本当の意味に気付いた

満ち足りてなかった 訳じゃなかったんだ
僕達はそれをもう一度 取り戻そうとしたんだ

上手くやれたと思ったことでさえ
誰かの悲しみを知れば無力で
幾度も困難にぶつかっては立ち止まり
目的のその本当の意味に気付いた

諦める事に慣れた 訳じゃなかったんだ
僕達はそれにもう一度 立ち向かおうとしたんだ

鎖された暗闇の中 希望を感じたんだ
君の瞳に 言葉に 後ろ姿に
喪う為だけに 生まれた訳じゃないと
思えたのは 信じられたのは そう 君がいたからさ

凍りついた季節の中 未来を感じたんだ
君の手に 笑顔に 戦う姿に
嗚呼 別れる為だけに 出逢った訳じゃないと
思えたのは 信じられたのは そう 君がいたから

何の為 誰の為 戦えばいい? 遠過ぎて 近過ぎて 時に見失う
傷ついても 裏切られても 世界を知る痛みを怖れないで

真っ直ぐに 唯 真っ直ぐに 光へ向う
嗚呼 倒れても また 倒れても 何度でも立ち上がる
キミと紡いだ譚詩曲――

「希 望 へ 向 う 譚 詩 曲」